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【経験談】リボ地獄で100万円の借金を4年で返済し脱出した話。
こんにちは、Keiです! 今回は、子育ての内容とはちょっと離れてしまうのですが私の黒歴史であるリボ地獄に陥り100万円借金するも4年で完済し脱出した経験談をお話します!!
今、リボ地獄で苦しんでいる方や借金に悩んでいる方がいたら
ぜひ読んでいただきたいです。
私がなぜ、こんな黒歴史を公開するのか。
それはお金の悩みは誰にも言えないからです。
だけど確実に心をすり減らす。
自分だけが借金で悩んでいるような、そんな気持ちになって検索して来てくれた方もいると思います。
そんな方に向けて、自身の経験をありのままに話します。
20代前半、リボ払いの仕組みを知らずに使ってしまった地獄の始まり
私がリボ地獄の沼にハマったのは、20代前半。21歳ごろでした。
その頃の私は、家賃5万円の駅から20分という不便な場所で一人暮らしをしていました。
一人暮らし自体は、18歳からしていたのですが会社寮での一人暮らしだったため家賃は天引きだったのであまりやりくりには困らずに生活ができていました。むしろ、月5万ぐらい貯金できるほど。
「貯金ができていた」過去があったからこそ、私はお金のやりくりに自信がありました。一人暮らしも初めてではないし大体これくらいだろう、という生活費の目安もわかったつもり、でいました。
その頃の私は、マクドナルドでフリーターをしていて月の収入が約15万円ほど。
家賃に5万消え、残りの10万円での生活は20代前半の遊びたい盛りには少なかったのです。
そんな気持ちで、なんとなく収入が増えればとキャバクラでバイトをするようになりました。
でも、特に本気で仕事をしていなかった私は指名客も多くなく
稼ぎはほとんどフリーターの頃と変わらないか、少し多いくらいの月20万ほどでした。
でもキャバ嬢の先輩方というのは、やはり綺麗なドレスを着ていたりブランドバッグを持っていらっしゃって…
私は、稼いでもいないのに、見た目だけでも「キャバ嬢っぽく」なろうとハイブランドのコスメや香水、カバンなどをカードで買うようになりました。
最初こそ、1回払いでしたが月に20万しか稼いでいない私には
本来払えない買い物なのです。
でも、カード会社のホームページで見つけてしまったのです…
「リボ払いなら、毎月の支払いが一定に!」
ここでちゃんと、リボ払いの仕組みを調べていれば大きな借金を背負わずに済んだのですが…
まぁ、キャバクラで働いてるし返せるっしょ!!と
売り上げもないのに、根拠のない自信でオートリボ払いを設定していました。
毎月5000円の支払い、大きな勘違い
オートリボに設定すると、お店では「1回払いで」と言っても
自動的にリボ払いに変更されます。
なので、その頃は横浜の高島屋やそごう百貨店に暇さえあれば行き
キャバ嬢のお姉さん方みたいになりたくて、香水やコスメ、ハイブランドのハンカチやバッグ…
ネイルサロンやマツエクサロン、美容院…
とにかく見た目をキャバ嬢にしなければと、クレジットカードを切って買い物をしまくりました。
もう一度言います。売り上げはほとんどないのに、です。あっても10万行かないくらいの売り上げです。
時給だけで稼いでいるに等しく、ほぼお姉さんのヘルプについて働いていました。
でも、ハイブランドに身を包んだ自分はまるで
No.1のお姉さんになれたような気がしてものすごく嬉しかったのです。
相当、買い物をしていましたがクレジットカードの毎月の請求額は5000円。
全然余裕じゃん!!と、買い物をやめることなく数ヶ月が過ぎました。
なんとなく、クレジットカードの残高を見てみると…
96万円でした。
毎月、払ってるのに96万???
全然減ってない。
そこで初めて、リボ払いの怖さに気付きました。
私が払ってる5000円はリボ払いの手数料だけで、元本はまっっったく減っていませんでした。
これはまずい。初めて、気付きました。知らず知らずのうちに、100万円の借金を背負っていたことを。
キャバ嬢を辞め、フリーターに出戻り
キャバ嬢として働いていると、自己投資としての美容代がどうしてもかかります。
すでに借金が膨らんでいた私は、向いていないキャバクラという仕事をすっぱりと辞め、またマクドナルドのフリーターに戻りました。
そこでは週5日、8時間がっつり働き月の手取りが14万円ほどになりました。
まず、借金返済のためにやったのはクレジットカードを家の奥に隠すことです。お財布に入っていると、どうしても使ってしまう可能性があるからです。
「クレジットカードは、もう買うために使うのではなく返すためだけにある。」そう心に決め、部屋の一番奥の収納にしまい込みました。他に持っていたクレジットカード類も全て、使わないようしまいました。
最初は少額返済でいい、返すことが大事
当時一人暮らしをしていて、夜働いていた頃はもっぱらコンビニ弁当を食べて生活していました。
まず、コンビニは高いので利用しないようにしました。
利用するのはスーパーのみ。一人暮らしの場合は、自炊よりも
半額弁当を買った方が安かったりするので夜、タイミングを見計らって半額のお惣菜などを買って食費を浮かせました。
すると、当時食費だけで3万ほど使っていたところが
2万円くらい(1日700円しないくらい)に減らすことができました。
なので、初めは浮いた1万円の返済から始めました。
最初は、5000円からでも1万円からでもいいので
とにかく、クレジットカードを使うのではなく返す、という意思が大事です。
その後、見直したのが、家賃と通信費です。
家賃は一人暮らし(1K)で5万2000円と安い方ではあったのですが、当時付き合っていた今の夫と同棲をすることにしました。
2人で生活した方が生活費も安くなるから、です。
引っ越した先は、家賃6万7000円の団地です。
同棲を開始した当時は、二人で生活費を全て折半しており
家賃は3万5000円ずつ支払いをしていました。
引っ越し代は、当時コロナ禍になり10万円の給付金があったおかげもあり引っ越すことができました。
引っ越しされる場合は、大手の引っ越し屋さんを利用するのではなく街の便利屋さんが格安で引っ越しをやっていたりするので
そういうサービスを利用するのも大事です。
家賃が5万円から3万円に、2万円も下がったので
それに伴って毎月の返済額も3万円に上げました。
とにかく、少しでもお金が浮いたら返済額を上げる。そうでないと、返済期間が伸びて辛いです。早く返し終えることを目標にしてください。
そして、通信費も大手キャリアに月1万2000円払っていたので
格安SIMに変更して、1万円下げることができました。
生活費を下げられた分だけ、返済額を上げる。
これが鉄則なので、返済額を4万円に引き上げました。
でも、さすがに返済のためだけに仕事をしているとしんどいので
月1回と決めて外食をしたり、月3000円以内でコスメを買うなど
自分へのプチ贅沢も大事にしました。
その頃、マクドナルドより時給の高いホテルの仕事へ転職しました。
収入は手取りで18万円ほどに上がりました。
このおかげで、返済額を月5万円に上げることができ、
借金を背負ってから3年。
残高は50万円ほどになっていました。(それでもあと半分)
でも、月5万円返済ができていればあと1年足らずで返済できますよね。
ゲーム感覚で楽しみながら、借金を減らす生活を1年続けました。
もちろん、毎月きっちり5万円返済していたわけではなくて
今月はちょっと厳しいと思えば、返済額を3万円に下げたりもしていました。
ずっと自分にストイックでい続ける必要はありませんが、
無駄は絶対に削るべきです。
買うか迷ったものは、買わない。本当に必要なら迷わないからです。
あとは、メルカリで不用品をめちゃくちゃ売りました。
キャバ嬢時代に使っていたドレスや、カバン、ハイヒール、ありとあらゆるものを出品し、その売上金も全て返済に回しました。
そして今年、やっと全ての返済を終え借金を完済しました。
リボ地獄からの脱出でした。
リボ地獄から脱出するための3原則
もういちど、大事なポイントをお伝えします。
①クレジットカードは使わないように隠す
②生活費(家賃やスマホ代)の見直しと返済額の引き上げ
③欲しいものは、必要か必要じゃないかという基準で買う。迷ったら、買わない。(本当に欲しければ悩んでから買います)
おわりに
正直、かなりしんどい4年間でしたが私はこの経験をしたおかげで
生活費の削り方を覚えることができ、現在は月7〜10万貯金しています。
今絶賛返済中の方は、返済に回しているお金も返済が終わればそれは貯金に回すことができます。
100万円の借金残高を見た時、私は絶望し本当に債務整理をしようかとか、死んでしまおうかと本気で病みました。
でも、生きてます。生きているし、生活の立て直しどころか貯金までしています。
絶対に返せるし、無理だと思ったら債務整理などの方法もあります。
お金に悩んで、死んでしまってはもったいない!!!!
絶対に大丈夫です!!!
少しでも私の経験が役に立ったら嬉しいです。