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キラキラママに憧れたけれど、現実は違った。産後ママの悩み。栄養士さんに言われた目から鱗の一言!
こんにちは、ママの拠りどころにようこそいらっしゃいました♪
今日は、3ヶ月になった娘の栄養相談というものに参加してきました。
そこで、栄養士さんに言われた言葉が本当にものすごく救われる言葉で
ぜひそれをみなさんにもシェアしたい!!と思って、早速記事を書いています。
憧れていたインスタのキラキラママ!私はそれになれなかった…
栄養相談というのは、出産した産院で行われるもので赤ちゃんの発育状態とか、ママの様子とかを確認したり。色々言っているけど、子育て困ってない?!大丈夫?と様子を伺ってくれるような機会です。
全ての産院で栄養相談があるわけではないので、全てのママさんが受けられるかどうかはわからないのですが…
会場につくと、栄養士さんはまず「ママ、最近はどう?赤ちゃんの不安なこととか、あとは何よりママの状態はどうかな?」と聞いてくれました。
その栄養士さんは40代後半で、もうものすっっごく明るい方なんです。ずっと笑顔だし、元気な方。
そこで私は、この栄養士さんに全て話してみようと思いました。
「…じつは娘が2ヶ月になった頃に、限界がきてしまって産後うつになってしまいました。今もメンタルクリニックに通って抗不安剤と睡眠導入剤を飲みながら育児しています。」 と。
「そっか、本当によく頑張ったんだね。すごく頑張り屋さんなんだ。」
栄養士さんは想像通りとっても優しくて、とにかく寄り添ってくれる方でした。
「はい… 妊娠中はインスタで見るような、メイクもばっちりして可愛いお洋服着てベビーカーを引くようなママになりたいと思っていて。離乳食とか、カラフルなのをよく見るし… でも現実は、そんなん無理じゃんって思って落ち込んじゃって。」
私の感じていたことをそのまま素直に打ち明けました。
そうしたら、栄養士さんが言うんです。
「私も仕事柄、20代〜30代のママさんからよく話を聞くんだけどね。インスタでキラキラしているママになれないって同じように悩んでる方すごく多いの。 でも、あんなキラキラしたママは現実ではありえないんだよ。あんなに可愛い食器にいっぱい乗った、カラフルな離乳食。子どもがきれいにぜーんぶ食べてくれるわけないんだよ。というか、そもそも離乳食ってそういうものじゃないんだよね〜」と。
え?そうなの? 私はびっくりしました。
「だって、子どもにだって好き嫌いあるんだよ。初めて食べる食感や味が嫌で、全く一口も食べてくれない子なんて当たり前なの。だから、まずあのキラキラ離乳食を赤ちゃんが毎日、全部きれいに食べているわけないと思うんだ。」
そっか、赤ちゃんも人間だもんね。好き嫌いとかあるよね…。考えたこともなかった。
「それでも、毎日あのキラキラ離乳食をわざわざ作ってお皿に乗せて。一生懸命インスタに載せるために、写真を撮っているのだとしたら? その間、赤ちゃんのことはあんまり目に入っていないんだよね。 インスタでいいね!をもらえることやキラキラしてる自分になりたくて、目の前にいる赤ちゃんに目を向けられてないんじゃないかって思うの。」
わぁ。そうか。私が憧れていたキラキラママって、そうなのかもしれない。
現実的じゃ…ないんだ。
「だから、毎日髪振り乱してノーメイクで顔も洗えず、きったない顔で育児してるママの方が赤ちゃんに向き合ってるんだよ。自分のことは後回しにして、赤ちゃん自身を見ているってことなんだよ。だから、すごいことなんだよ。」
私はこの言葉に大きな衝撃を受けました。
あぁそうか。私、すごいんだ。私、ちゃんとやってるんだ。気付いたら、涙が流れていました。
インスタのキラキラママは幻想。あなたは十分、頑張っている。
栄養士さんによると、インスタが普及する前と後で「理想のママ像」っていうものが全然違うんですって。
インスタが普及する前、もっとさかのぼると40年くらい前はスマホもガラケーもパソコンもなかった時代。 育児のことは自分の母親や、近所のおばさんに教えてもらうか育児本を読むことくらいしか手段がなかったんです。
だから、他と比べることすらできなかったし、しなくて済んだ。
だから今よりは産後うつや精神的な不調を訴えてくるママさんは少なかったのだと。(もちろん、ゼロではないし確実なデータがあるわけではないけれど栄養士さんの体感だとそんな感じだと言っていた)
今の時代のママは、インスタというものを見て育児をするから
他の人と嫌でも比べてしまう。それで自分に自信をなくすママが、本当に多い!!
たくさんいるんだそうです。
でも、それは一生懸命頑張っている証拠なのだとおっしゃっていました。
「だから、インスタにいるキラキラママは幻想。リアルじゃない。
あんなものは嘘っぱちだと思って見ていいからね。子育てをしていて、イライラしないママなんて居ないしドラマみたいな優しくていつでも余裕なママなんてきっと存在しない。と。」
インスタや育児の掲示板を見ては、落ち込む私にぴったりの言葉でした。
おわりに
今、お子さんの育児に悩んでいるママさんが読んでくれていたら
この言葉で少しでも、前向きに考えられたらいいな…と思います。
今日はここまで😌 ありがとうございました。